市民から選挙で選ばれ、市民の声を市政に反映させるために地方行政を担う職業です。

議員の主な役割は、

１）議会へ出席し、議案の審議や決定を行い市民の意思が正しく市政に反映されるようチェックする

２）議会で話しあったことを市民に報告する

３）市民の生活、財政、教育、福祉、経済、環境を調査したり、他行政の取り組みを研究・視察する。市民からの意見や要望を行政に伝えたり、議会で発言したりする

市議会議員は基本的に専業で行うことが一般的ですが、中には農業や会社経営などとの兼業で行っている人もいます。

市議会議員になるためには、「市議会議員選挙」に立候補し、当選することが必要です。

市議会議員選挙に立候補できる条件は、大きく分けて2つあります。

▼市議会議員に立候補できる条件

・満25歳以上の日本国民であること

・立候補する市に3ヶ月以上居住していること

上記のほか、「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの人」「公職選挙法に定める選挙に関する犯罪により、選挙権、被選挙権が停止されている人」など、いくつかの条件があり、あとは供託金30万円（政令指定都市は50万円）を納めれば、誰でも立候補できます。